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不易流行---変わらない真理と変わるトレンド

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ライダーとは何か?

自動運転における代表的なセンサーとしてライダー(LIDAR)がある。ちなみにLIDARは、Light Radarの略語であるとも、Light Detection and RangingまたはLaser Imaging Detection and Rangingの訳語であるもと言われている。 レーザーは電波を用いるが、ライダ…

AIカーはセンサーの目を持つ

ハード的に、AIカーの目はセンサーである。 センサーの種類は、ライダーやレーダー、カメラなどがある。グーグルカーをモデルに説明しよう。 まず、特徴的なのが、自動車のルーフ部分に取り付けられたライダーである。ライダーは全方位、360度回転しているの…

自動運転の仕組み

ザックリ言うと、自動運転の可否はコンピュータが視覚を獲得できるか否かにかかっている。要するに、どうすれば目を持たないコンピュータが周りを正しく認識できるかという問題になる。自動運転の仕組みは、コンピュータに目を持たせることにあると言っても…

グーグルカーは想像以上に進んでいる

グーグルは自動運転に関する実験を公道で進めていた。 実験段階であることもあり、レイザーなどのセンサーを除けば、見た目も通常の車と同様であり、使用する、使用しないに関わらず、ハンドルやアクセル、ブレーキは付いている。 ところが、今年になって発…

AIカーの事故は誰の責任になるのか?

現在、自動車事故を起こした場合、原則として事故を起こした本人、すなわち、事故を起こした時点でハンドルを握っていた人の過失が問われる。 もちろん、車自体に構造的な欠陥があり、仮に誰が運転していたとしても、事故が起きてしまうような状況であれば、…

自動車はコモディティになる

今や、日本は自動車産業に大きく依存している。自動車産業の競争力が失われれば、日本の産業の競争力が失われると言っても過言ではないだろう。 自動車産業における日本の優位性は、当面は揺るぎないものと思われる。しかし、以下の2点において懸念がある。 …

グーグルカーに負けるな!

グーグルカーが実用に向けて、実験を重ねている。 市街地での走行距離は70万キロを超えている。これは年間1万キロ運転するとして70年分に相当する。つまり、生涯での運転距離を超えたことになる。そして、その間、自動運転による事故はゼロ。(人間によるマ…