japan2020 人工知能と日本再考→再興

不易流行---変わらない真理と変わるトレンド

能動的なB2Bで行こう←日本サバイバル戦略

 以前、日本企業の生きる道として、B2Bが一つの答えになるのではないか、との提案をした。

 この点について、誤解が生じると困るので、補足的に説明したい。何を気にしているかというと、中小企業における下請けもB2Bに相当することだ。

 確かに下請けも系列の大企業に部品を納入するという点では、B2Cではなく、B2Bだ。しかし、下請けにおけるB2Bは受動的なB2Bだ。すなわち、言葉は悪いが、大企業の言われるがままにモノ作りをしていることになる。

 僕が日本サバイバル戦略として提案したいのは、能動的なB2Bだ。大企業と対等な立場でモノ作りをするB2Bだ。時には、大企業に対して提案し、課題解決をリードする立場になるB2B、大企業から頼りにされるB2Bを目指すべきだ。

 そのためには、独自技術を磨き、他のライバルとの差別化をしなければならない。自社の技術力を一度、点検して、強みを見つけ、知恵を絞って、能動的に提案できる意識改革を進めて行かなければならないと考える。