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自動運転はAIタクシーでスタートすべき(2)

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 自動運転の商用利用をAIタクシーでスタートすべき第二の理由はAIタクシーによるデータの収集である。

 

 自動運転を商用利用する前には、十分なテストをすべきだ。そして、安全性・信頼性に問題がないと確信できた時点で、商用利用を開始すべきだ。 

 安全性・信頼性を踏まえた上で、実際の利用にかかるデータを収集すべきであると考える。このことが、自動運転の更なる利便性の向上につながると信じている。

 

 1974年、コンビニの王者、セブン・イレブンの一号店が開店した。当時は品揃えも手探りで、ホウキやソロバンも扱っていた。その後、コンビニはPOSシステムでデータを収集したことで売れる商品を取り扱うことになる。データの収集・分析が、顧客にとっても、店にとっても、良い結果をもたらすことになった。

 

 自動運転も同様だと考えている。

 クルマを販売する形式ではデータ収集に限界があると思う。だから、AIタクシーでデータを収集し、その結果を分析すべきだと考える。AIタクシーによるデータ収集が、自動運転の更なるブラッシュ・アップにつながる。