自動運転で日本を救おう
2014年3月末における時価総額のランキングは以下の通り。
1位 トヨタ
2位 ソフトバンク
3位 三菱UFJ
4位 NTTドコモ
5位 ホンダ
6位 三井住友
7位 KDDI
8位 みずほ
9位 デンソー
10位 ファナック
(参考:日産は13位、ユニクロのファースト・リテイリングは15位、
日立は17位、セブン・アイ・ホールディングスは18位。)
上位10社は、自動車関連とケータイ、それから銀行ということになる。そして、これらの業態のなかで、海外の一流企業と戦えるのは自動車関連だけであろう。
以前は、自動車プラス電機が日本の産業基盤と言われていた。それより前は鉄鋼や造船、セメントなどが花形の時代もあった。
ところが今や、日本の産業は自動車頼みと言っても過言ではないだろう。自動車関連産業の就業人口は545万人と就業人口6,257万人のうち、8.7%を占める。また、自動車製造業の製造業出荷額は47兆円で製造業出荷額289兆円の16.4%を占める。
日本を支える自動車産業の競争力を失わないよう、自動運転の実現に注力すべきである。